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By cizucu ·

cover image by Yukihiro
中華製レンズに対する見方は、しばしば「安価な代替品」というイメージに留まりがちです。しかし実際には、技術の進化と独自の革新を通じて中華制レンズのもつ潜在的な可能性は非常に高いことが多くあります。
価格の面で手が出しやすくその性能や特性は、他の高級レンズと比較しても衰えないこともあります。今回は注目すべき中華制レンズを取り上げ紹介します。
〈Thypoch〉はスタイリッシュでシンプルです。「Leica Mマウント」向けに設計されたレンズ、シルバーで深度のある外観が目を引きます。
中華制レンズの光学的な欠点は「ヴィンテージ」な画像として容認されやすいですが「Thypoch Simera 35mm」は光学的な特性で他のレンズとは一線を画しています。
© 株式会社RAID. | Thypoch Simera 35mm f/1.4 作例
f/1.4の絞り設定時にシャープになりすぎる傾向がありますが、f/2.8に絞ると大きく改善されます。価格は12万8,700円(税込)。特色のある表現を求めるフォトグラファーにとっては魅力的な選択肢です。
「7Artisans 50mm f/1.8」レンズは、同社初のオートフォーカスレンズです。その大きさは50mm f/1.8プライムレンズとしてはかなり大きく、少々重い方です。しかしその分、シャープさとオートフォーカスのパフォーマンスがとても優れています。
メーカー希望小売価格は3万4,359円(税込)。特に「Sony Eマウント」や「Nikon Zマウント」のカメラユーザーの中で予算に制約のあるフォトグラファーには検討する価値があります。
〈Laowa〉は高品質と光学のユニークさで中華制レンズの中でもトップティアに位地しています。中でも「10mm f/2.8 Zero-D AF」レンズは特に注目するに値します。フルフレーム対応の超広角レンズで、魚眼レンズの歪みが補正機能により軽減されています。
© SIGHTRON | 10mm f/2.8 Zero-D AF 作例
市場価格は15万円前後(税込)。風景写真に適しておりそのクリーンでドラマチックな写りは、撮影者を新たな表現の可能性へ導きます。
中華製レンズの世界はまだ発展途上ですが、その技術やイノベーションのスピードは目覚ましく、多くのフォトグラファーに新しい選択値として検討されています。手頃な価格ながら目的に応じて性能や創造性を最大限引き出せる中華製レンズに注目してみましょう。
新しいレンズ選びはいつだって楽しい時間ですね。

