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Cover photo by つばさ製作所
世界中のクリエーターの感性や思考を深掘りする『ISSUE』。新たなインスピレーションのきっかけに。今回は、シティスケープフォトグラファー・つばさ製作所さんへ10の質問を通して、都市のスナップを撮り続けるなかで育まれた「写真」と「人生」の世界に迫ります。
つばさ製作所
cizucu認定クリエイター
東京の都市風景を追いかけています
cizucu:つばさ製作所 / @tsubasa_mfg
写真家としての名前は「まるおめーじ」です。
兵庫県出身で、2004年から活動の拠点を大阪から東京に移しました。
ひとり会社である合同会社つばさ製作所を設立し、写真家としては都市風景をメインテーマとし撮影を行っています。
Photo by つばさ製作所
初めての撮影については覚えていないのですが、写真を撮るのが趣味となったのは小学5年生の冬休みだったと記憶しています。
我が家のゾーンフォーカス式カメラが故障し、買い換えることになりました。その時、母が「買い換えるなら一眼レフにしてみよう」と言い出して、キヤノンの〈T70〉をカメラのキタムラで購入しました。
自分のカメラではありませんでしたが、ほとんどわたしが独り占めしていたように思います。
当時は自宅の庭に咲いている花をよく撮影してました。
やはり、カメラを使って写真を撮るというプロセス(操作)が好きです。
頭の中で描いた通りの絵が撮れるかについて常に挑戦しており、これが永遠のテーマとして愉しめることになっています。
Photo by つばさ製作所
他の人に評価してもらうために撮っているわけではないけれど、「おまえの写真、ええな」と言ってもらえることも好きな理由の1つです。
中学生になった頃、視力が一時的に落ちてマニュアルでのピント合わせがうまくいかず、現像から戻ってきた写真プリントがピンボケばかりで落胆したときです。
実際それで写真から離れてしまいました。
Photo by つばさ製作所
仕事に成功しポジション、報酬もトントン拍子に上がっていきました。連動して仕事も超ハードになっていき、生活のすべてが仕事の時間のようになっていきました。
「いつ寝ているのか」と周りからも心配される始末でした。そんな自分のためのご褒美として、成功したらいつか手に入れたいと夢見てきたクルマを購入しました。「想い続けること、愚直に前進することで凡人の自分でも夢は叶う。」そう実感させてくれるものでした。
Photo by つばさ製作所
中古で見つけ出した憧れのクルマが納車され、ハンドルを握ったとき人生最高の幸せを感じました。その後も人生最高と思う幸せは幾度も訪れましたが、初回はこの体験でした。
具体的な記憶をなぜか呼び戻すことができないのですが、仕事関係でわたしが統括していた組織に対してハシゴを外される、背中から切られるような出来事があって、人生最大に怒ったことが記憶に残っています。
Photo by つばさ製作所
怒鳴り声を上げたかったのですが、怒りすぎて全身が震え、声が出せませんでした。
その震えを自分では制御できず、ただただ立ち尽くしていました。怒りすぎるとこんな状態になるのだなと驚きました。
1つ目は、大学の研究室での先生や仲間たちとの出逢いです。友達の研究室にお邪魔したときに、Macintoshに初めて出会いどハマりしました。
当時「マルチメディア」と呼ばれていた領域に没頭し、研究室での寝泊まりの生活もしました。
研究室の4人の先生とは人生の恩師として、卒業後の現在もつながっています。自身のコンピュータ技術者としてのスタート地点となりました。
Photo by つばさ製作所
2つ目は、転職した保険会社でのシステム開発業務と会社の成功です。 保険会社を立ち上げるために自社の業務システムを開発する仕事に就きました。
大変な産みの苦しみを味わいましたが、何とか完成し業務も開始。その会社は業界No.1の座を維持し続けています。この成功体験がひとまわり大きい自分にしてくれたと感じています。
3つ目は、ひとり会社としての独立です。 「自身の琴線に触れることだけに注力する」をモットーに人生の歩み方をチェンジし、ひとり会社を立ち上げ、撮影業務も定款に含め、写真家の肩書きで活動を開始しました。
毎朝1 ~ 2時間くらいで都市風景を撮影しています。
そして、日中は写真以外の業務に従事し、夜に当日撮影分の現像、レタッチ作業や執筆業務を行います。気づけばいつも24時近くになってます。
Photo by つばさ製作所
まずは、大学時代の研究室で出逢えた4人の先生です。「おもろいもん(ワクワクする先進的なもの)を斜め上の思考でやっていこう」という先生の教えで、たくさんの未知なる出来事を体得できました。
Photo by つばさ製作所
次に、ベンチャーから保険会社を立ち上げた創業者の方です。「すべてはオープンに」「社員全員が経営者に」「琴線に触れる仕事をしていこう」という教えで自身の思考チェンジができました。
最後に、都市風景を撮影されている写真家さんです。Webの企画で個別指導を受けることができました。その時、都市風景が自身にマッチするテーマであることに気づかせてもらえた貴重な体験でした。
稲盛和夫さんの「心。」、本田晃一さんの「毎日を好きなことだけで埋めていく」、Lyle Rexerさんの写真集「Marvin E. Newman」、新納翔さんの写真集「Petalopolis ぺタロポリス」の4冊です。
Photo by つばさ製作所
47 マガジン
世界各地で独自の写真表現を追求するフォトグラファーやフォトメディアへのインタビュー企画。「10の質問」を通して、写真との出会いや創作の原点、作品に込められた想いに迫り、世界中のクリエイターへ新たな視点とインスピレーションを届けます。










