MAGAZINE
MAGAZINE
MAGAZINE
MAGAZINE
By cizucu ·

Cover photo by junna
スマートフォンが日常の撮影手段として定着する一方で、〈Canon〉の決算資料からはカメラ市場が再び成長軌道に乗りつつあることが明確に読み取れます。レンズ交換式とコンパクトカメラの双方で需要が回復し、若年層の新規参入も進んでいます。
Photo by RIA
〈Canon〉の2025年決算では、レンズ交換式カメラの市場規模が前年を上回り、2026年も拡大が見込まれています。〈EOS R6 Mark III〉をはじめとするフルサイズ機が販売を伸ばしたことに加え、〈EOS R50〉や〈R100〉といったエントリー機も商戦期に好調でした。
特に注目されるのがコンパクトカメラで、バックオーダーが続くほど需要が強く、売上は前年の倍に拡大しています。数字は、縮小が続いていたカメラ市場が転換点を迎えたことを明確に示しています。
〈Canon〉は2026年に向け、フルサイズ機の拡販とともに、若者を中心に人気が高まるコンパクトカメラの増産を成長戦略の柱としています。この動きは、撮影スタイルの変化とも重なります。
Photo by kanancamera
高性能なスマートフォンとは異なる描写や操作体験を求め、日常の光や空気感を丁寧に切り取る撮影が支持されているのです。身近な街並みやカフェ、夕暮れの風景などを意識的に撮ることで、カメラならではの表現を再発見できるでしょう。

