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Cover photo by finding_rgb
〈Meta〉が提供するテキスト中心のソーシャルメディア〈Threads〉。そこには日々、世界各国から無数の表現が投稿されています。
『Read Your Photography』では、ただ見るだけでは出会えない、写真の裏側にある“物語”に目を向けます。〈Threads〉を通じて集まった作品とともに、その一枚が生まれた背景やその人だけの時間を、cizucuマガジンが12言語に翻訳し、世界中へ届けます。
物語を心にしまっておくのもひとつの選択。けれど、その想いは、誰かの心に静かに触れ、まだ見ぬ感動を生むかもしれません。
cizucuの〈Threads〉で、ふと投稿される “写真のテーマ” 。
そのテーマに合う “あなたの一枚” を、リプライするだけ。
参加条件はひとつ、cizucuのSNSをフォローです💙
ご応募いただいた作品の中から、
選ばれた方にはcizucu編集部より、メッセージをお送りいたします!
今回ご紹介するのは、世界中から集まった3名の作品です。
それでは、唯一無二の物語を、そっと覗いてみましょう。
Photo by harrisyen
harrisyen
📚 01
あなたはどんな気持ちですか?
人生という列車のプラットフォームで、ずっと自分の表情を整えながら、うまくできないことを恐れている。
そして私はあなたの耳元でそっと「もうそれは大切じゃない」とささやく。
するとあなたはゆっくりと振り向き、私に向かってやさしく微笑む。
私はあなたの想いを理解している。
cizucu編集部
閉じられたまぶたと、そっと触れる指先。言葉にならない内側の感情が、静かに滲み出てくるようです。揺れる髪の一本一本や、やわらかな光と影が、心の奥にある繊細な揺らぎを丁寧にすくい上げている。外の世界から少し距離を置いた、内省のひととき。その静けさの中に、確かな温度と存在が感じられる一枚です。
Photo by louisyoo
louisyoo
📚 02
2018年の夏、つまり今から約8年前。
写真が好きで、やみくもに撮るばかりで「撮った写真をどうやって人に見せればいいのか?」という漠然とした悩みを抱えていた。
とぼとぼと夕焼けでも撮ってみようかと、蒸し暑い8月の夏の日に夕焼けを狙ったものの失敗し、ちょうどバス停が橋の上にあったので、何気なく麻浦大橋の上を歩いていました。
イヤホンを耳に差していたおかげで、その日はいつもより少し歩くのが遅かった。
63ビルが目に入り、ちょうど日が沈む時間帯だったので、何気なく顔を向けたところ、ほんのわずかな差でシャッターを押したその中には、ちょうど通りかかった渡し船まで写り込み、かなり素敵な風景が撮れました。
その後、2日後くらい立って、以前応募していたゲッティイメージズコリアから作家合格の連絡が来て、初期の写真100枚を送ってほしいという依頼がありました。
私は作家登録のための写真の中で、ナンバリング1番にこの写真を使うことにしました。そして、かなり長い間自分の携帯の待ち受け画面だったこの一枚。最近でもたまに麻浦大橋の上を渡るたびに、2018年の夏を思い出すのです。
cizucu編集部
うまくいかない日、何気なく歩いていた時間の中で出会った光。夕焼けに染まるビルと水面、そのあいだを横切る小さな船が、偶然とは思えないほど静かに重なっています。迷いの中でシャッターを切ったその一瞬が、やがて自分の原点になっていく。写真だけでなく、そのときの時間や感情までも写し込まれているような一枚です。
Photo by finding_rgb
finding_rgb
📚 03
Love? Love! この写真は、私が最も尊敬する写真家 Elliott Erwitt の作品『Between the Sexes』からインスピレーションを受けました。
私は、人と人との関係性があらわれる瞬間がとても好きです。子どもたちは幼い頃から性別の違いを感じ始めると言われています。そして、やがて芽のように生まれてくる感情に対して疑問を抱くようになります。
最初はただの友情だと思うかもしれません。
しかし、一緒にいたい、ふざけ合いたい、その子の笑顔に胸がくすぐられるような気持ちは、きっと確かな愛なのでしょう。
写真の中の子どもたちは、時間が止まったかのように長いあいだ一緒に遊び、ひと休みする瞬間でさえ、そっと寄り添っていました。
この微妙に流れる感情の気配が、愛でなければ何なのでしょうか。
あたたかなまなざしで捉えられたこの写真を通して、私を含め、皆さんにもくすぐったいような愛を感じる時間になれば嬉しいです。
cizucu編集部
伝統的な建築に囲まれた穏やかな空間の中で、ふたりの距離感が静かに浮かび上がります。同じ方向を見つめ、さりげなく寄り添う姿には、まだ言葉にならない感情の芽が感じられます。友情のようでいて、それだけでは収まらないくすぐったい気持ち。時間が止まったかのようなひとときの中で育まれる関係性が、やわらかな光とともに丁寧に写し取られた一枚です。
いかがだったでしょうか。
ビジュアルだけでは語りきれない魅力に、私たちは目を向けていきたい。『Read Your Photography』は、写真の奥にある想いや感情に目を向け、ひとつの物語として受け取るための企画です。
写っているのは、ほんの一瞬です。けれどその奥には、確かに流れ続けてきた時間と、言葉にならなかった感情があります。
どうか写真を読むように、そして頁をめくるように、味わってみてください。
次回の『Read Your Photography』も、ぜひお楽しみに。
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31 マガジン
ただ見るだけでは出会えない、写真の裏側にある“物語”に目を向けます。cizucuが主催する〈photo poster project〉やSNSを通じて集まった作品とともに、世界中へ届けます。



