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cizucuが世界中で開催する、都市と日付を選ぶだけで参加できる、フォトポスターの展示会〈photo poster project〉。
私たちが ppp と呼ぶこのプロジェクトは、単なる写真の展示会ではありません。誰もが安心して自分のストーリーをシェアできるコミュニティであり、世界中のクリエイターとリアルな世界で繋がることができるチャンスでもあります。
今回は〈photo poster project〉に参加されたクリエイターのTa-maruさんに、お話をお伺いしました。
「光は、静けさの中でいちばん強くなる」——そんな感覚を大切にしながら写真を撮っているTa-maruです。
見過ごされがちな瞬間の中に、確かに存在する気配を写しています。境界の中で聞こえる静けさを、写真に残していきたいと思っています。
大きな出来事よりも、日常の片隅にふと現れる「間(ま)」や「余白」に心が動くことが多いです。光が差す方向、風が止まる瞬間、音が遠のくタイミング——そういう小さな変化が、世界の輪郭を少しだけくっきりさせてくれる気がしています。
自分の写真を展示することも、このようなお声がけをいただくことも初めてでした。
普段は、写真を撮っても自分の中でそっと完結してしまうことが多くて。「見てもらう」ことに、どこか距離がありました。
でも今回お声がけをいただいたことで、「自分の見ている静けさや光の感覚も、誰かの中で別の言葉や感情に変わっていくのかもしれない」と思えたんです。
この機会をきっかけに、もっと多くの方に写真を見ていただきたいと思い、参加を決めました。
同じ感性の方々と出会えたことが、とても嬉しかったです。
「静けさ」や「光」といった、説明が難しい感覚でも、作品を前にすると不思議と共有できる瞬間がありました。言葉が先ではなく、写真が先にあって、そこから会話が生まれていく。その流れが心地よかったです。
写真はその人自身を写すものだと感じ、深く考える時間になりました。写真を見て「この人は、どんなふうに世界を受け取っているんだろう」と想像する時間は、静かだけれど確かな刺激でした。
日常に差し込む光と、その中にある静けさに惹かれ、この写真が自分の感じている世界に最も近いと感じたため選びました。
派手さはなくても、見る人が一度立ち止まって、呼吸を整えるような時間が生まれたらいいなと思っています。光が強いほど、影もまた静かに深くなる。そのバランスの中に、私が惹かれている世界があります。
自分の写真を展示することで、さまざまな感性の方と出会い、たくさんの刺激をもらえると思います。
展示することで、自分の写真が「自分だけのもの」ではなくなっていく感覚があります。誰かの視点を通した瞬間に、写真が少し違う表情を見せてくれる。その変化が、次にシャッターを切る理由になっていく気がします。
この経験は、これからの写真活動にもきっとつながっていきます。
勇気を出して踏み出した先には、新しい自分との出会いが待っていると思います。
201 マガジン
cizucuが世界中で開催する、フォトポスターの展示会〈photo poster project(ppp)〉に参加したクリエイターのリアルな声を届けるインタビュー企画。参加のきっかけやそこで生まれた出会いなど、一人ひとりの物語を通して、pppに集うクリエイターの想いやつながりを紹介します。



