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吉田 草風と巡る日月潭の撮影スポット | ISSUE #130

By cizucu · 2025年11月18日

連載『フォトジャーニー』
吉田 草風と巡る日月潭の撮影スポット | ISSUE #130

Cover photo by 吉田 草風

吉田 草風と巡る日月潭の撮影スポット | ISSUE #130

Cover photo by 吉田 草風

今回は、世界各地の文化やアイデンティティを写し取るcizucuクリエイターの吉田 草風さんに、台湾中部にある高山湖・日月潭のおすすめ撮影スポットを教えていただきました。

人々の生活や文化が色濃く残る場所を探し出し、その国や地域の本質をカメラに収めることを大切にしている吉田 草風さんが選んだ撮影スポットは、いずれもその土地ならではの魅力に溢れた場所ばかりです。

台湾中部にある高山湖・日月潭を選んだ理由を教えてください

東京から気軽に行ける海外を旅しながら、その土地に暮らす人々の生活や文化、空気を感じる、そんな風に撮影を楽しんでいます。週末の連休でいつもとは少し違った撮影の旅へ、台湾の湖『日月潭』を巡ります。

湖の東側が「日(太陽)」、西側が「月(弦月)」の形に見えることから『日月潭(Sun Moon Lake)』という素敵な名前で呼ばれている場所で、台湾中部の南投県魚池郷にある高山湖です。美しく緑色に輝く湖と山々の自然、台湾原住民の方々の歴史が地元の方々に愛されています。台湾好きの私が以前からずっと訪れてみたい場所でした。

桃園国際空港から空港MRT、台湾新幹線、バスを乗り継いで2時間30分程、少し時間はかかりますが2泊3日程度で台湾の魅力を存分に写真に収められるスポットです。

1. 水社埠頭周辺

水社埠頭周辺は観光バスターミナルやいくつものホテル、伝統料理が味わえる飲食店、土産物の店などがある観光の拠点となる場所。日月潭の遊覧船が出航しています。

湖畔の風景を楽しめる遊歩道やサイクリングロードとも繋がっています。
美しい対岸の山々と湖、埠頭と遊覧船が合わさる特別な景色を眺める為、多くの行楽客が訪れます。

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Photo by 吉田 草風

撮影のポイント

小雨の降る夕方に日月潭に到着。湖には弱い雨が音もなく降り注ぎ、対岸の山々には霧がかかり、神秘的な雰囲気でした。天候と時間帯の影響もあり少し撮影の難しさはありましたが、行楽客も少なく、夏の雨が静かに降る水社埠頭を感じながら、日月潭の景色を撮影出来ました。

翌日、雨はあがり早朝から多くの行楽客が訪れ、昨日と違い賑やかな雰囲気に。
山々と湖を背景にした記念撮影、景色を見ながら朝食を楽しむ方々、出航する観光船、水社老街で生活している方々の日常の光景に出会えました。

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Photo by 吉田 草風

2. 向山サイクリングロード・向山ビジターセンター

向山サイクリングロードは水社埠頭周辺から向山ビジターセンターを結ぶコースで、片道約 3.4 km、湖畔の自然や周囲の景色を楽しみながらサイクリングできる場所。

その中でも、「水上自転車道」では湖の上を走っているような特別な気分を味わえます。水社埠頭周辺にはレンタサイクルの店舗がいくつもあり、様々なタイプの自転車を簡単に借りられます。

向山ビジターセンターは自然の中に作られ、コンクリートと芝生、プールが印象的な建物で日本の建築家により設計されました。自然と造形のコントラストが新鮮で、日月潭の景色も一望できる為、多くの行楽客が訪れて記念撮影を楽しんでいました。

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Photo by 吉田 草風

撮影のポイント

爽快な朝の風を感じながら湖畔をサイクリング。道中では少し進んでは足を停め、撮影を繰り返しました。

向山ビジターセンターの建物と融合した日月潭を目に焼き付け「季節毎にこの風景も変わっていくんだろうな」と思いにふけると、あっという間に時間は過ぎ、自転車の利用時間期限に迫られ最後は焦って進む事となりました。

長距離のサイクリングではありませんが見所の多いスポットの為、時間に余裕を持って自転車を借りるのをオススメします。

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Photo by 吉田 草風

3. 伊達邵老街

水社埠頭から遊覧船で湖を渡った先にある台湾原住民族邵族(サオ族)の居住地、伊達邵埠頭周辺にある人気観光地です。

昔ながらの商店街で屋台や土産店が多数並び、散策と食べ歩きが出来ます。日月潭産紅茶、行列の出来るキャベツと椎茸の揚げ饅頭など、日月潭でしか味わえないローカルグルメを味わえます。

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Photo by 吉田 草風

撮影のポイント

昼前には既に多くの行楽客が訪れ、食べ歩きを楽しんでいました。活気に満ちた雰囲気と色とりどりの看板、屋台に並んだ様々な食べ物や飲み物、多くの土産物は私の意欲を向上させ、伊達邵老街の光景を多く収めました。

充実した撮影もさることながら、伊達邵老街の雑踏で屋台で買った味の薄いエリンギ焼きをつまんでいる、そんな状況に旅の喜びを感じたのでした。

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Photo by 吉田 草風

4. 日月潭ロープウェイ・九族文化村

日月潭から九族文化村を繋ぐ、日月潭ロープウェイ。片道10分程の空中移動、乗車中に望む日月潭と山々、空が織りなす景観が魅力です。

九族文化村は、台湾の原住民族文化とヨーロッパ宮廷フラワーガーデン、遊園地アトラクションが共存するなかなかに奥深い施設です。原住民エリアでは、16の原住民の生活様式と文化を知る事が出来ます。台湾でしか出来ない体験と撮影ができる場所です。

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Photo by 吉田 草風

撮影のポイント

日月潭ロープウェイから、太陽の光を受けきらきらと緑色に輝く日月潭、湖面をゆっくりと移動する小さな遊覧船、山々と空のコントラストの美しさをカメラに収めようとf値を絞り何度もシャッターを切りました。 底面がガラス張りのゴンドラに乗車した為、非日常のスリルも感じた撮影でした。

九族文化村で偶然に訪れたショーは、華やかな色彩の衣装をまとった原住民の方々の歌、踊り、観客と交流する姿が独特で素敵な光景に出会えました。

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Photo by 吉田 草風

原住民の生活を再現したシュールな展示など興味深いものが多く、満喫するには時間不足でしたが、手を繋いで歩くカップルや地元の子ども達の楽しそうな様子が今でも印象に残っています。


いかがだったでしょうか。ぜひ、吉田 草風さんがおすすめする撮影スポットを訪れて、あなた自身の目でその美しさを体感してみてください。

Information
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吉田 草風

cizucu leading creator / 「one scene」 / 全ての作品は安価なオールドレンズで撮影しています

cizucu:sofuyoshida
Instagram:@vintagelens.snaps

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