Nothing But One
『Nothing But One』は、cizucuが主宰する、cizucuに登録するクリエイターであれば誰でも応募できるグローバルなオンラインフォトコンテスト。応募作品の中から優れた作品をキュレーションし、プラットフォームとしての新たな才能の発掘、そして、コミュニティとしての支援を目的としています。
今回のテーマは、〈ただ、ひとつ〉です。
写真の中に写すものを、あえてひとつに絞ってみる。
ひとつの花、ひとつの椅子、ひとつの窓、ひとつの背中。
たくさんのものを写さないからこそ、その被写体の形や質感、
そこに差す光、まわりに流れる余白までが、静かに語り始めます。
何気ない存在も、まっすぐに見つめることで、
その人だけの意味を帯びて立ち上がってくるはずです。
あなたが見つめた 〈ただ、ひとつ〉 を、写真で教えてください。
たくさんのご応募をお待ちしています。
インスピレーション

Photo by Sam Ting
Sam Ting
Dog walking moment.
cizucu編集部
走り寄ってくる一匹の犬だけに視線を預けることで、その瞬間の喜びや躍動感がまっすぐに伝わってきます。背景はやわらかく溶け、草の質感や光のにじみが、被写体の存在感をより鮮やかに引き立てています。耳を揺らし、舌を出しながらこちらへ向かってくる姿には、言葉にしなくても伝わる親しさや信頼が宿っているようです。たったひとつの被写体に向き合うことで、その存在が持つ愛らしさと生命力が画面いっぱいに広がる一枚です。

Photo by sho sato
sho sato
Heart
cizucu編集部
アスファルトの上に描かれた小さなハートだけを見つめることで、何気ない路上の風景が、ふと足を止めたくなる一場面へと変わっています。白い線のかすれや地面のざらつき、そこに落ちる光と影が、手描きの温度をより印象的に浮かび上がらせています。大きな出来事ではなくても、日常の片隅にある「ひとつ」を見つける視点があれば、世界は少しやわらかく見える。そんな発見の喜びを感じさせてくれます。

Photo by @nickydaphotography
@nickydaphotography
cizucu編集部
規則正しく並ぶタイルの壁面に、ぽつんと留まる一羽の蝶。その小さな存在に視線を絞ることで、無機質な背景の中に、思いがけない生命の気配が立ち上がっています。タイルの反復がつくる静かな余白は、蝶の色や形をより繊細に際立たせ、画面全体に不思議な緊張感を生んでいます。たくさんのものを写さず、ただひとつの被写体を見つめることで、見過ごしてしまいそうな瞬間が、特別な出会いとして記憶に残る作品です。

Photo by Mushi
Mushi
ー飛鳥Ⅲー
📷 SONY α7 III
cizucu編集部
浮き輪の円の向こうに、夜の海を進む一隻の船が浮かび上がる構図が印象的です。視線を「ひとつの船」に絞りながらも、手前の赤い浮き輪が額縁のように働き、その存在をより特別なものとして際立たせています。暗い水面に揺れる光や、遠くから近づいてくるような船の明かりには、旅立ちや到着を待つ時間の高揚がにじんでいます。余白とフレーミングによって、ただひとつの被写体に物語性を宿した一枚です。

Photo by Boon Chew Low
Boon Chew Low
cizucu編集部
広い余白の中に立つひとりの子ども。その姿だけに視線を絞ることで、何気ない通りの一場面が、静かな物語を帯びて立ち上がっています。モノクロの光と影が、歩き出す瞬間の小さな緊張や、どこかへ向かう気配を繊細に引き出しています。地面に伸びる影は、被写体のもうひとつの表情のようにも見え、画面に奥行きを与えています。たくさんを写さないからこそ、ひとりの存在が持つ孤独や強さ、そしてまなざしの先にある時間まで想像させてくれる作品です。
コンテスト情報
【開催期間】
2026年7月18日(土) 〜 2026年8月17日(月)
【受賞発表】
2026年8月28日(金)ごろ
【リワード】
cizucuが開催する「photo poster project」無料参加券(2名さま)
【応募方法】
・コンテスト『Nothing But One』を選択
・「応募規約に同意して投稿」をタップ
・投稿内容を選択して作品を応募
【審査基準】
(1) テーマ性:記載のミッションに沿っているか。
(2) 主題性:その写真の中で何を訴えたいか、撮影者の意図が伝わるか。
(3) 表現性:視点・構図・バランス・ピント・色などの表現力はあるか。
(4) 瞬間性:撮影対象のシャッターチャンス・タイミングをものにしているか。
(5) 独創性:撮影場所・被写体などに独自に工夫されたものであるか。

