cizucuが世界中で開催する、都市と日付を選ぶだけで参加できる、フォトポスターの展示会〈photo poster project〉。
私たちが ppp と呼ぶこのプロジェクトは、単なる写真の展示会ではありません。誰もが安心して自分のストーリーをシェアできるコミュニティであり、世界中のクリエイターとリアルな世界で繋がることができるチャンスでもあります。
今回は〈photo poster project〉に参加されたクリエイターのNic Harrisさんに、お話をお伺いしました。

自己紹介をお願いします!
こんにちは、Nic(ニック)です。ロンドン生まれの、いわゆる“フォトテイカー(写真を撮る人)”です。写真は学校で学んだわけではなく、実はYouTubeで学んできました。スポンジみたいに吸収するタイプの頭なので、けっこう役に立っています。
参加したきっかけは?
僕の動機はわりとシンプルで、ギャラリーで働いてきたことが大きいです。これまでたくさんの大きな展示を見てきて、「いつか自分もグループ展に“参加する側”として関わりたい」とずっと思っていました。
正直、応募するときは出したい写真が決まっていたんですが、縦構図の制限があったため、別の“より良い一枚”を出すことになりました(ちょっと悔しい)。結果的には、それが良かったと思っています。
展示そのものもとても“参加型”で、みんなと話せること、そして解釈を恐れずに言葉にしてくれる人たちと作品を囲めたことが、最高に嬉しかったです。運営のみなさんも本当にウェルカムで楽しいチームでした(Rin、Issac、Natalieに大きな愛を!)。

実際に参加してみてどうでしたか?
僕は写真仲間が多い方ではなく、特に「写真を“アート”として本気で作っている友だち」はほとんどいませんでした。だからこそ今回、アイデアを投げ合えたり、制作の相談ができたり、こちらからもフィードバックを返せたりする相手に出会えたことがすごく大きかったです。
参加後も、何人かの出展者とは“展示が終わってからも続く関係”が生まれていて、それが深くて、でも綺麗な余韻として残っています。
そして何より、自分の作品が「壁に」「プリントされて」並ぶのを見られたことは本当にプライスレスでした。
今回その一枚を選んだ理由は?
僕のインスピレーションは、しおれていくチューリップ、ブルーベル、アイリスが一つのピッチャーに生けられているのを見たことから始まりました。
ふと「花にも自己を見つめ直す感覚があるとしたら」と考えたんです。温室で育っていた頃の記憶を恋しく思ったり、誰かに摘まれた日のことを後悔したりするのだろうか、と。

そんなイマジネーションは「記憶(Memory)」というテーマとすごく相性が良かった。遠い時間を思い返すこと、そのとき立ち上がる感情、そしてそれをどう受け止めていくのか。そういうプロセスを、この一枚に重ねられる気がしました。
photo poster project参加を迷っている人へ
もし今このメッセージを読んでいて、「参加しようかな」と少しでも思っているなら、答えはシンプル。やったほうがいいです。100%価値があります。
自分の作品に対する自信がつくし、同じ空気感で写真を作っている仲間に出会う“最高の入り口”にもなります。そして何より、プリントされた自分の作品が壁に掛かっているのを見る体験は、本当に特別です。
大胆に、勇敢に。迷ったら、まず飛び込んでみてください。


